FC2ブログ

男娼~目覚めは叔母の口淫~ シャネルな淑女 1

眠れないの?
大丈夫よ。ほら、トントンしてあげる。
それとも、こっちがいい?
叔母さんがね、剥いたのよ。
だから、権利があるでしょ?
智也のおちんちんは叔母さんのものでしょ?
叔母さんが大人にしたんだから。

 そうだよ、叔母さん。
 俺は叔母さんのものなんだ……。

 そう思ったのは、二度目の時。
 忘れもしない十七の夏。

 それなのに、また裏切ったね。
 俺はハガキを持った手をドサッとベッドに落としていた。クシャクシャと握りつぶしてやりたいけれど、それは、やっぱり、出来ない。 
「はぁ……と……よしっ」
 勢いよく身を起こして、ハガキをコルクボードに貼った。
 そのハガキの横には、やはりハガキ。いや、ポストカード。どこの国かなんて気に留めたことがない。古そうなお城をバックに二人で写る叔母がいる。隣にいる奴には画鋲を刺してあるから顔はわからない。そして、住所が小さく記してある。さらにその横にはウェディングドレスを着た叔母。並ぶのはタキシードを着た見たことはある奴。マジックで塗りつぶしてあるから記憶はおぼろげだけど。これは実家から、かっぱらって来た写真。
 今回のお知らせは文字だけ。新しい姓と住所が記してある。
 また県内か。遠くないはずなのに、遠い。
 次は一年?どうせ別れるよ。せいぜい新婚生活を楽しめばいいよ。
 叔母さんだって、俺がいいんだろ?ホントは……ホントはさ……。
「くそっ」
 俺は、脱いだTシャツを床に叩きつけて、仕事の支度に取りかかった。

 今日の客は、幸か不幸か常連さん。性癖はバッチリ把握済み。こんな気分にピッタリの女だ。
 今日はサービスしちゃうよぉ。
 俺は、指定の部屋のインターフォンを鳴らした。
「はい」
「お世話になっております。お茶屋の営業の者ですが」
 直後にドアがゆっくりと少しずつ開いた。
 俺を認めた瞳が大きくなって輝く。
「トモヤ」
「お待ちどうさま」
 俺はドアを閉めてすぐに美沙を抱きしめた。ふわっと、でも重めに薫るのは、シャネルのなんとか。
「美沙さん、逢いたかった。美沙さんの匂い嗅ぎたかった。声を聴きたかった……今日はさ、俺の好きにしていい? いや、ダメって言ってもしちゃうから。逢ってくれなかった罰だよ」
 左右の手でスカートの上からグイッと尻を掴んだ。
「ああっ」
 女の躰が胸の中でのけ反る。上質なウールの下の尻を想像して勃起は感度を上げた。
  
「トモヤ、一緒にシャワーを浴びたいわ」
「だーめぇ。久しぶりの美沙さんを味わってからぁ」
「やっ。いやぁ。それは苦手って言っているでしょ?」
「ダメだよ。俺、美沙さんのこと舐めたいんだもん。そのままの。口で逝ってくれたら、美沙さんの言うことを聞くよ」
 イヤイヤと揺すられる躰をきつく抱きしめる。
 じゃれ合いはお手の物。そして、結構好き。
 若い風俗女ならべつだけど、熟して酸いも甘いも噛み分けた女にはハードに回数を重ねればいいわけじゃない。特に美沙はそう。望みのまま愛して、甘ーい濃厚なセックスに溺れさせないと。そして当然、俺も溺れさせてもらう。
「だって……」
「美沙さんの卑猥なアソコ魅せてよ。すぐに濡れちゃうの。いやらしいんでしょ?」
「トモヤにだけよ」
「そうだよ。俺にだけ。俺にしか濡れたらいけないんだよ」
 重なる金のCが輝く耳を舐める勢いで囁く。
「美沙さん、欲しいよ。ちょうだい。美沙さん」
「トモヤ、嬉しい。好きよ」
 涙声のような声色にグッと胸を掴まれた。
「俺も好き。逢いたかったのは、本当だよ」
 言ってから、視線が泳いだ。けれでも、彷徨いそうな心を掴み直す勢いで美沙をきつく抱きしめた。
関連記事
現在の閲覧者数: