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罪深き義母のよがり啼き 8

 つい自分も裸になっている気がして膝を着きそうになる。
 それだけを注意して、丁寧に背中を擦った。
 今年に入って一度だけ洗っている。確か二月ごろ。その頃よりもまた一段と男らしい背中になった。
 光輝は秀美に背中を任せつつ、目の前の曇った鏡を手で拭った。

「ゆっくり温泉でも行きたいね」
「えー、でも去年行ったよね?桜井さんとこと」
 秀美は一瞬曇りの取れた鏡で光輝の顔を見る。
「家族水入らずでだよ。省吾は抜きで。大きな家族風呂があるところがいいな。義母さんと入りたいから」
「もう、エッチ。でも、幸作さんに訊いてみようか?」
 秀美は背中を洗い終えて、光輝の腕を掴んだ。
 バンザイをさせて脇から腹を擦る。
 起立がツンと手の甲に触れたが気が付かない振りで反対側の腕を上げさせる。
 初めて洗った時も勃起をしていた。
 若いのだ。女性に見られれば興奮などしていなくても、条件反射でそうなってしまうのだろう。
 そうならないで悩むより幸せなこと。可愛らしいピンク色の亀頭を思いがけず見てしまい、夫ももし勃起をしたら同じような形になるのかと少しだけ嬉しい気持ちにもなった。

「じゃあ、最後に足ね」
 秀美は胸板を擦りながら告げた。
 最後は立ち上がらせて、尻から足首、さらには足首を掴んで足の裏を擦って終わる、が常だ。
 秀美は海綿を握っていた左手を引いた。
 が、手首を掴まれた。
 そのまま起立に押し付けられる。海綿を握っている指に起立が触れた。
 え? という驚きに光輝は被せる。

「義母さん。触って」
「え?」
 秀美は光輝の横顔を見た。
「ヌイテ欲しい。義母さんに」
 ヌイテ……。
「や、やめてよ。そんなこと言うの」
 秀美は右手で光輝の背中を押しながら左手を払った。
 ゴンッ。
 力任せに払ったおかげで水栓に手をぶつけた。
 激痛が走るが構っていられずに海綿を投げてドアを開けた。
「あ、義母さん」
 光輝の声を遮る為にドアを思い切り閉めた。
 なによ、急に。ヌイテなんて。どうしてよりによって今日言うのよ。昔を思い出した今日に……。
 怒りよりも哀しさだ。まるで過去を知っている口ぶりで。
 そのまま廊下に出ようとすると光輝の声が追った。

「義母さん、困ったことがあったら言ってよね」

 えっ?
 振り返るとすりガラス越しに立つ光輝が見える。
 謝罪の言葉なら分かるがどうしてそんなこと。
 思っていると、その謝りの言葉を光輝は口にした。
「ごめんね。ふざけただけだよ。なんかさ、駅で見た時顔色悪く見えたから……ごめん。義母さん、嫌いにならないでよ」
「き、嫌いになんて、なるわけないでしょ」
 秀美は自分が閉めたドアを開けて、光輝と向き合った。
 嘘ではないことがその表情から窺える。
「ほら、足、洗うから」
 秀美は投げた海綿を右手で掴んだ。
 上から言葉が降ってくる。
「義母さん、義母さんはもう大事な人なんだから」
「うん。嬉しい……でも、何もないよ、本当に。顔色悪く見えたのは気のせいでしょ」
 しゃがんで脹脛、太腿と擦ると光輝は秀美の手を掴んでまた勃起に触らせようとする。
「もう、ダメッ」
 秀美は海綿と一緒に起立をギュッと掴んでから乱暴にゴシゴシと擦った。
「それでも出ちゃうよ……義母さんの手だったら気持ちいいよ。今日は我慢するけど」
 光輝は笑ってから手を離した。
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