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罪深き義母のよがり啼き 43

 胸の奥がカッと熱くなる。
 言葉にも、自分を射抜くような鋭い視線にも。
 家よ。ここは、家。
 言えるわけがないでしょ。
 秀美の想いを見て取れた省吾はクリトリスに舌を伸ばす。
 大袈裟に顔を上下させてペロペロと音を立てながら、秀美を見つめる。
 その動きを見るごとに、躰から心が離れていく。
 舌を伸ばす省吾をこの二か月で幾度見ただろう。一心不乱に自分の女を愛してくれる省吾を。
 窄めた舌は的確に秀美の心を無きものにしていく。
「ねぇ……もう挿れて……省吾君……もう……お願い」
 秀美が消え入りそうな声を洩らし始めると、省吾は立ち上がった。
 見たことのあるハーフパンツを下ろして、秀美の間に腰を割り込ませる。
 手を添えられた男根が秘孔をすくい上げるように侵入する。
「はぁぁぁぁっ」
 秀美はのけ反り、床にある足でつま先立ちをした。
「朝からこんなことが出来るなんて夢みたいだよ」
 省吾は秀美を抱きしめてからゆっくりと動き出す。
 十分濡れているはずなのに膣壁は亀頭に擦られて、裂けるような痛みを教える。
 こんなところでよりによってと糾弾ならいい。
 堕ちるところまで堕ちて全てを失えと言うなら、その方が楽なのかも知れない。
 けれども、楽になってはいけないほどの罪を犯している。
 省吾の息遣いを耳元に受けながら、秀美は光輝のTシャツを見つめ続けた。

 数分もしないうちに、その痛みが大きな絶頂を招いてくる。
 ああ、光輝君の匂いがする。光輝君の部屋の匂い。光輝君には知られたくない。光輝君に貫かれているみたい……。もしこれが……。
 倒錯の最中、省吾の亀頭のカサがやたらに腹側の窪みを擦り付ける。
「あっ……ああっ……省吾君」
 秀美の喘ぎと同時に膣壁がうねりだす。
「ううううっ、逝く……秀美さん……逝きそう」
 省吾はラストスパートをかけた。
 秀美も昇る。
 息苦しさの果ての快楽が刹那の安楽を導き出す。
「ああああああっ、いいっ」
 秀美はのけ反り、震えながら省吾の性を深部に感じる。
「ああっ……はぁっ……」
 深い息を繰り返す省吾を抱きしめた。
 そして、気が付いた。
 泣き出しそうな怒気を孕んだ光輝が、ドアの向こうに立っていることに。



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