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罪深き義母のよがり啼き 25

 熱い精液が粘りながら頬を滑る。荒い呼吸を繰り返す鼻を衝くのは忘れていた匂いだ。
 幸作も果ててしまったことはすぐに分かった。だが、秀美は秀美で貫きによる絶頂を迎えた余韻に襲われている。
 震えに耐えられなくなった左手は折られて、秀美は幸作の精液を受けた顔を枕に押し付けた。それでも右手は幸作を握っている。躍動を静めて鎮火の一途を急速に辿っていても離せない。
「はぁ……ああ、秀美ちゃん」
 柳沢は尻に腹を押し付けたまま躰を倒して背中にキスをした後で、力尽きた男根を抜いた。
 秀美はその瞬間にも「あっ」と声を洩らして、突っ伏した躰を震わせていた。
 幸作は深い息を吐いた。腰を落として、股の間の秀美の頭を撫でる。
「出ちゃったよ」
「うん」
 秀美は右手から幸作を離した。
「でも、気持ち良かった」
「うん」
 自分に何が言えよう。
 挿れて欲しかった。
 でも、幸作も挿れたかったときっと思っている。
 幸作の精液を受けられただけでいい。
 ティッシュを引く音がした。
 柳沢にあてがわれて「んふっ」と鼻が鳴る。
 柳沢は小さく揺れた秀美の尻にキスをした。
 そして、聞こえた。
「鮎川」
 どんな顔を幸作はしたのだろう。
「ありがとう、柳沢。お前で良かった」
 秀美もそう思うようにした。

 柳沢と別れて電車に乗った。「腹、減っちゃった」と幸作が言ったから駅前でラーメンを食べた。
 処女のようだ。まだ裂け目に違和感がある。
 秀美は気が付くと尻をモゾモゾとさせていた。その度に愛液なのか柳沢の精液なのかが膣を伝わる気がした。
 玄関灯は点いている。デートとはいえ、急で悪かったなと光輝に思った。
 玄関を開けても物音一つしない。ラーメン屋の時計は十一時前だった。いつもよりも早いけれども、今日はもう寝ているのかも知れない。
 リビングのテーブルに牛丼屋の袋と空の容器が無造作に置いてあった。
 珍しい。
 今までは食べっ放し、やりっ放しが無かったのに。
 秀美は容器を片付けながら幸作に訊いた。
「お風呂は?」
「あー、入る。頭、洗ってないし」
「うん。分かった。光輝君は入ったのかな?」
 秀美は浴室に向かった。
 バスマットが敷いてあって、中も濡れてはいるから入ったようだ。でも、湯船は空。
 シャワーで済ませたのか。
 秀美は中をざっと流して栓をしてからボタンを押した。
 その時のコールを聴きながら振り向いて、飛び上がるほど驚いた。
 パジャマ姿の光輝が立っている。
「ビックリしたぁ。あ、今日はごめ……」
 秀美が言う先を光輝の迫った胸と回される両手が奪った。
「遅いから、心配した」
「な、なんで?幸作さんから……」
 応えながら心はたじろいだ。突然の抱擁。
 それなのに躰は任せたまま動けない。
「帰って来ないかと思ったよ」
 秀美は何も言わずに首を振る。
 ドキドキはする。でも、どうしたことか、落ち着く。
 落ち着くのに言葉に詰まるほどに胸が苦しかった。

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