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第四章 紅蓮の調教 1

 中には、シルクのような赤い布が敷かれて三本の棒……違う、鞭が入っている。何本かの細い革が束ねられたヒラヒラとした物、虫でも叩くような先が付いた棒、それとグルグルと渦巻き状に巻かれた鞭。
 これで叩けと言うの?
 そうよね……そうよ。私は女王様。
 私は、いかにもらしい渦に巻かれた鞭を手に取った。
 だらんと伸びたそれは長さが二メートルほど。案外長い。きちんと当たるか心配になった。
 振り返ると隆一君は背中を向けて四つん這いになっていた。白いお尻の先に丸い影が見える。
「いくわよ」
 それらしく振り上げて、腕を下ろす。ゆっくりだけれども仕方がない。傷をつけたら大変なことになる。落ちて行く鞭の先を注意深く追った。
 ビシッと聞こえたのは気のせいなのか。でも、きちんと当たった。背中の中央。
 隆一君は「あっ」と言った。
 ドキッとした。
 それほど強く下ろしていないはずなのに、背中に赤い線が出来た。
「だ、大丈夫?」
「もっと……もっと強く躾けてください。遠慮なんていらないから。思い切りぶって」
 でも……数秒の後に私は鞭を下ろす。
 望まれてもそう易々とは力を込められない。
 たいした音がしないのに赤い線がまた出来た。
 もっと強く?もっと強く?
 男の人にどうしてこんなことをしないといけないの?こんなことに興奮する日が私に来るのかな?
 三度目。振り下ろした。また赤い線が出来た。

「はぁ……やっぱりダメか」
 隆一君は、ため息まじりの呟きをしてから、四つん這いから躰を起こした。
「え?なにが?もっと強く?もっと強い方がいいんでしょ?」
 ふふっ。隆一君は鼻で笑って、私から鞭を取り上げた。
「迷わずに一本鞭を選んだところはセンスがあるんだけどなぁ。教えてあげるよ。鞭の使い方……麗香には、そっちが似合う。本当はしっかりと女王様に仕立て上げてからと思っていたけれど、いつになるか分からないからね」
「え?」
 訳がわからない。
 隆一君は、私の手首を掴んでズリズリと引いた後でベッドに投げた。
 踏ん張りたくても、ヒールの細い踵が邪魔してできない。私は、ベッドにうつ伏せになった。けれども、素早く手を着いて振り返った。
「な……っ」
 パシンッ。
 派手な音と太腿に痛み。
「ひっ」
「俺が教えると言ったんだぞ。立場が変わったんだ。勝手に動くな。次に勝手をしたら麗香のためのハイヒールで叩くよ。細い部分を嫌と言うほど大事なところに押し込もうか」
 怖い……隆一君の顔が怖い。本当にする、この人。これが……これがこの男の本性。
 隆一君は私の左手首を掴んで、なにかをはめた。銀の手錠。その先はベッドに続いている。
 な、なに……。血の気が引いた。こんなことまで……。冗談じゃない。
「ちょ、ちょっとやめて。そんな趣味はない」
「じゃあ、どんな趣味だ?女王様にもなれないで、男にただ抱かれることか?若い男に。優しく甘くとでも?どっちにしたって浮気だ。不貞。麗香は、淫乱な女だ。俺にヤラレに来たんだろ?俺のものを自分の中にぶち込んで欲しいんだろ?ここに来ただけでマン汁だってジュルジュルじゃないか。俺がどれだけ痛みに耐えたと思っているんだ?麗香のいやらしいメスの匂いを嗅いで勃起がズキズキと痛むんだぞ。今だけじゃない。この二日間もこうすることに期待してデカくなったモノを宥めることがどれだけ大変だったか」
 パシンっ。お尻を平手で叩かれた。
「あっ、やっ」
「ほら、こっちもだ」
 前触れない痛みに怯んだために容易に右手も拘束された。
 私はベッドにうつ伏せにはりつけられたの。

「さぁ、楽しいぞ。お嬢様な奥様はこんな経験があるのかな?」
 腰に跨って覆いかぶさって来た。腋から指を入れられる。
「あっ……うっ」
 屈辱的なこんな状況なのに、乳首を撫でられて甘い喘ぎを上げそうな自分に腹が立つ。奥歯を噛み締めると、何かを入れてきた。右に、左に。胸の……乳首の真下に。コロコロとしたもの。
「い、痛い。ちょっと、なに?」
「こういうヤツ」
 ブーンと低い音。小さな振動が乳首から始まって乳房まで響き始める。
「少しずつ効いていくよ。もちろんこれだけじゃない。麗香の大事なところにも置いてあげるから。孔の中もよーく解してもらわないとね。少しずつ少しずつ」
 隆一君の言葉にカッと顔が熱くなった。

 隆一君は腰から下りた。
 え?な、なに?
 上半身が上がり始める。
 ベッドのリクライニングらしい。
 うつ伏せのはりつけから、膝立ちのはりつけになった。
 イヤ、怖い。背を向けたままで不安だし、不自由さは変わらない。
「せっかくだしな」
 隆一君に左足首を繋がれた。右の足首も。
「ねぇ、期待しているでしょ?ここ」
 太腿の隙間を撫でられた。
「ひっ」
 膝を寄せようとしても、足首の拘束が邪魔して寄せられない。また打擲音と衝撃。
 お尻と太腿の間を叩かれた。
「今、麗香がしていいのは、呻くことだけだよ。悲鳴を上げて、そうだな……逝くこと。漏らそうが白目を剥こうがかまわない。俺の中の血が騒ぐぐらいな麗香を見せるんだ。俺が欲しいんだろ?俺は本気だよ。麗香も本気になりなよ。誰も教えてくれなかった本当の自分を知るんだ」
 隆一君は、お尻を覆っていた部分を無理やり押し上げて、お尻を剥き出した。それから、ハイレグの切れ込みから指を入れてきた。


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