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archive: 2015年05月  1/3

純愛不倫 34

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 今日は静かだな。吹奏楽部は休みか。 一吾は化学室を見渡した。 二十人ほどの生徒が下を向いて鉛筆を弄んでいる。 連休明けの放課後。数学研究会の活動中だ。数学準備室の横にも部屋があるが、今日は収容しきれなくて同じ階の化学室を急遽借りた。 その中の静佳の横顔を見て、涼子の予定を思い出していた。 旅行か……。 昨日、涼子と別れてからあらぬ願望が芽生えている。せっかく妻がいないと言うのだ。どうにかして有意義...

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純愛不倫 35

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 数学準備室の手前のドアノブを掴もうとしたが、鍵を開けていないことを思いだして準備室のドアを開けた。一人の教師が机に向かっている。 一吾は静佳に言った。「あ、こっち。奥まで持って来て」「はい……失礼します」 静佳は部屋にいる教師の手前、頭を下げて一吾の後に続く。 一吾はホワイトボードを押しながら準備室を横切って、廊下から入ろうとした部屋のドアを開けた。 大きなテーブルが中央に、それを取り囲む椅子。そ...

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純愛不倫 36

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 自分の匂いと言ってくれた飴。 連休中に買ってみたが自分では全く分からないし、そんなことを言われたことが無い。 それでも一吾は朝、駅のコンビニに寄ってまた買っていた。機会があればあげるつもりでもいた。「わっ、ミルキー。ありがとうございます」 静佳は両手で包んで嬉しそうに笑みをこぼす。「うん。じゃあ、気を付けて帰れよ」「はい。さようなら」 静佳のいつもと変わりない笑みを見送って一吾はドアを閉めた。 ...

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純愛不倫 37

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「あああっ、一吾」 涼子は胸を強く掴む一吾の両手に左右の手を重ねる。一吾はさらなる嬌声を搾り出させるように力を込めた。 膣襞が男根を捻るように蠢く。今までなら至極の快感。頂への誘いに心置きなく乗れたはず。それなのに今の一吾はその場所だけ冷え冷えとしているのを感じていた。 勃起こそする。けれども、躰に心はついていかない。中年男性の偶々な浮気だったらどれだけ楽かと思う。若い躰に触れて、下り坂を迎えるで...

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純愛不倫 38

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 凄かった……そんな妻からの賛辞を申し訳なく思う。 しかし、その反省は家を出るまでだ。 一吾は敢えて生徒の前で言う。「来栖……悪い、残って。研究会のこと」 文化祭実行委員の三年生が一年、二年の希望の催し物の集計を終えたところだ。「はい」 静佳は表情を変えないまま一吾に向けた顔をまたテーブルに落して、紙を集めた。 今の一吾には静佳の中に入ることしか頭にない。 メールはもちろんのこと、この一か月で校内で交...

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純愛不倫 39

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 静佳の裂け目がチェックのスカートの中でピンク色の細い筋として現れた。「あ、あの先生」 静佳は戸惑いがちに言う。したいと言ったからにはショーツを脱がされることは覚悟の上だろう。前回と違って風呂に入っていない場所を見られたくないせいだ。 それは分かるが一吾には気にかける余裕が無い。この一か月間、恋着し続けた女裂が目の前だ。男根の先走り汁のように口の中にはたくさんの唾液が溢れている。 一吾は太腿を掴ん...

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純愛不倫 40

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 前回よりも長い射精だった。 腰が滑稽なほどにカクカクと震えているのを感じた。「ああっ、来栖」 一吾は出し終ってから呻くように名を呼んで身を預けた。 汗ばむ静佳からよりはっきりとした柑橘の香りがする。 静佳は一吾の頭を撫で、一呼吸おいてから言った。「先生、来ちゃいますよ」「あ……ああ」 一吾は腰を引く。 上を向いたままの男根。その先でダランとだらしなく垂れ下がるコンドームには、大量の精液が溜まってい...

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純愛不倫 41

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 この場所では三度目だ。 そろそろまずいだろう。 思っても静佳に口づけをして、ふくよかな女裂に触れるともう少しだけと思ってしまう。それどころか大胆になる。 静佳の反応が変わって来たからだ。元々濡れやすいのかも知れないが、愛液の量が格段に増えて少しだけその場所が開くのが早くなった。 女に近づいた躰。自分の手で。 そうなれば愛おしさ百倍だ。 イク静佳が、静佳の女性器が見たくなる。 なんなら今日は挿れな...

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純愛不倫 42

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「でも……」 一吾が言いかけても、静佳は足を閉じて躰を起こした。 一吾は太腿から手を引いた。「したいんです。先生の」 毅然と見つめる静佳に一吾は言葉が出ない。 大きな黒い瞳に飲み込まれる自分が分かる。 いや、とっくに飲み込まれて囚われているが、今、改めてまざまざと感じた。 鳥肌が立つ。怖いと思った。 失いたくない……ああ、二人に果てなんて無ければいい。 一吾は一歩下がって、ズボンのボタンを外した。チャ...

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純愛不倫 43

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「あっ……ああっ……」 甘美な震えがまだ続く。 静佳はふっ……んっ……と鼻を鳴らしながら大人しく精を受ける。「はっ……はぁ……」 ドキドキと早い心臓の音に躰を揺すられながら、一吾は静佳を見続けた。 なんとか吐精は治まったが、勃起は変わらない。 静佳には射精の終わりが分からないようだ。 咥えたままじっとしている。 唯一感じられるのは鼻でしている呼吸だけ。 美しいという感想は間違いなのだろうか。 確かに淫らは淫ら...

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