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archive: 2013年02月  1/3

最愛 第一章・夢みる頃 39

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二年生は残念ながら杏と同じクラスにはならなかった。クラス発表の掲示板を見た時に少しの寂しさを感じたりした。でも僕は一年の時のように杏を追いかけまわして無駄にベタベタすることはなくなった。だからと言って杏への想いが減ったわけではない。益々増えている。ただ、そのたくさんの想いが杏への強い信頼にもなっていたからだ。それにあの杏の甘いキスを知っているのは、あのすれ違う度にしてくるベッの味を知っているのは僕...

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最愛 第一章・夢みる頃 40

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玄関に入ると真澄さんの家の匂いがした。久しぶりだ。もう何年も嗅いでいない。いつ以来だろう。思いながら僕は玄関に立った。すると真澄さんは履いていたサンダルを脱いで言ってきた。「あー入ってよ。誰もいないから」「でも」「サクランボ味見して。それに久しぶりでしょ?昔、うちでかくれんぼとかしたよね、覚えてる?」「あ、はい」記憶は曖昧だけどそう答えながら僕は靴を脱いだ。玄関横のリビングに通された。そういえばこ...

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最愛 第一章・夢みる頃 41

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僕は真澄さんの頬に出来ているえくぼを見た。お……おまんこって。女がそんな言葉を言っていいのかよ。心臓がドキドキする。それは真澄さんの指で制服越しにしごかれているペニスも同じだ。ズキンズキンと強い脈を打っている。動けない、応えられない僕のペニスを真澄さんはまたギュッと掴んだ。「はぁうっ」僕は腰を突っ張らせてまた情けない声を出した。「かわいい」真澄さんの手はチャックを下して中に入った。ダメだって。そんな...

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最愛 第一章・夢みる頃 42

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オナニーでは味わえない快感に僕は大量の精液を真澄さんの口の中に出した。膝がガクガクと笑うのを感じる有り様だ。真澄さんはペニスから口を離してから口を真一文字に、眉毛をハの字にしてして何とか飲み込もうとしたようだが、口の端からわずかに精液が流れ出た。それを真澄さんの舌は舐めとり、それでも間に合わないものを手の甲で拭った。そのせいか毎晩自分が嗅ぐ匂いが一瞬鼻についた。よくそんなもの飲めるな。遠くに飛んで...

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最愛 第一章・夢みる頃 43

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「ああっ、ああっ、すごいっ。旬君気持ちいい」僕は快感に突き動かされるように腰を振り上げ始めた。その度にペニスを締め付ける秘肉が締まり、気持ち良さが真澄さんの腰を掴む指先に力を入れさせた。「んっ、んっ」気を抜いたらすぐにでもイッてしまう。何故、我慢するんだろう?僕は奥歯を噛み締めて、本能的に予知する最高の瞬間の為にひたすら真澄さんの秘肉をペニスで擦った。ヌチュ、ヌチュなんて音が耳からだけではなく、ペ...

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最愛 第一章・夢みる頃 44

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「はぁ。はぁ。旬君のがいっぱい入ってきたぁ」焦点の定まらない瞳が僕に向けられた。甘い痺れをまだ腰に感じている僕の思考は止まったままだ。100本ダッシュをした後のような疲労感だけは感じる。真澄さんは僕にしがみ付き、「ねえ、もう一回できる?」と訊いてきた。深く考えもせずに「はぁ」と僕は応えていた。何回出来るとかいう前に、この気持ち良さをもう一度感じたかった。そんな僕に片側のえくぼを見せながら真澄さんは...

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最愛 第一章・夢みる頃 45

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それから僕は食欲のない体に無理やり夕飯を押し込んで予備校に行った。身が入るわけがない。童貞喪失の悦びなんて皆無だ。何とかノートを取り、親しくなった人たちと軽口を叩き合いながら電車に乗りはしたが、電車を降りて一人になると杏のことで頭がいっぱいだった。真澄さんの中に出した。それはそれで心配だった。いや、冷静に考えればそっちの方が心配だ。まさかの妊娠。杏がどうなんて言っていられない。でも、この時の僕には...

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最愛 第一章・夢みる頃 46

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「心配した。メール来ないし」僕は部屋に入るなり杏を腿に乗せた。制服姿の僕に反して杏は私服。背が高いからなおさら短く見えるショートパンツを杏は履いている。むだ毛なんてないツルツルの足。僕はその腿を撫でた。形いい筋肉が僕の手のひらを心地よく押し返す。「ごめんね」僕を見る杏は少し元気がない。でも、やる気満々の僕は杏の唇をすぐに塞いだ。久しぶりに感じる杏の唇。杏の口の中。やっぱりおいしい。杏のキスはすごく...

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最愛 第一章・夢みる頃 47

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結局その時の杏との初体験を僕は断念した。そんな雰囲気ではなかったという事もあるが、杏を抱きしめながらやはり僕たち二人は初めの約束の日にすることの方が自然のように感じたからだ。真澄さんとはそれからまた会うこともなくなった。会いたくもない。杏との接点がないことが救いだった。だから僕さえ黙っていればバレないと高をくくっていた。杏との登下校は相変わらず。表面的には今迄通りの生活を送っているわけだ。ただオナ...

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最愛 第一章・夢みる頃 48

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杏はやはり表情を固めた。僕は単純におばあちゃんのことを思い出したからだと思った。「あっ。ごめん」杏は僕の言葉にすぐにいつもの笑顔になった。「ううん。でも、介護の仕事もしたいかもって思った」「介護?」「介護士か、看護師かはまだ迷っているけど」「へぇ」意外だ。おばあちゃんのことでとはすぐに分かった。でも、僕は嬉しかった。同じ医療の分野を目指せるなんて夢のようだと思った。「杏は優しいから向いてると思う。...

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