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archive: 2012年10月  1/4

秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 32

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1人服を着ていた亜美も3人を見ながら急いで裸になった。そして智美の反対側に四つん這いになった。亜美の黒くさらさらとした髪と智美の茶色い髪が正弘の陰毛の上で交差する。正弘の瞳は目の前の望に向けられたままだ。ベッドの軋みで亜美の存在を感じた。正弘は望の乳首を摘んでいた指を亜美の足伝いに滑らせて割れ目を探った。濡れている。智美と同じように淫唇全体を潰すと「あああ。。」と声を上げてから亀頭を舐めている智美の...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 33

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「はぁ。。はぁ。。」―疲れた。。―いつの間にか全裸になっていた正弘は嫌な湿り気だけを感じさせるベッドから下りた。ベッドにはたった今出した精液を腹に乗せた智美と自分の指でのオナニーに励んでいた望が横たわっている。微かな振動音を虚しく発しているのは床に転がったバイブだ。亜美の姿は見えない。―いつだかこんな夢見たな。。あの時はこんなのがしてみたかったんだ。―「シャワー借りるぞ。」正弘の声に二人は何も言わない...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 34

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学生生活もあと数週間になった。正弘は入浴を済ませて頭をタオルで擦りながらリビングでテレビを見ている。「ただいま。。」隆弘が仕事から帰り、リビングのドアを開けた。「ああ。。お帰り~。」正弘はテレビから声の方に顔を向けてすぐにテレビに向きなおした。「あれ、母さんは?」「飲み会だって~。。メシ、テーブルの上にあるっしょ。。父さんは今、風呂入った。」「あっそ。。」隆弘は気が抜けたように正弘の向かい側のソフ...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 35

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隆弘の婚約者としての水絵との再会後、すぐに四月になった。正弘は幸せそうに笑う水絵を見て安心をした反面、あの頃の想いを思い出したりもした。しかし、新社会人という生活の方が勝り、日々に追われた。点呼から始まり、ここは自衛隊か?と思わせる程のあいさつの練習。取り扱っている商品の説明。洗濯表示の説明。会社の理念。もろもろを叩き込まれる新入社員研修が終わった。「飲みに行かない?」翌日が休みということもあって...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 36

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「かんぱ~い。。」水絵の声に正弘はグラスを掲げた。そのグラスに水絵はグラスを合わせた。カチンッと言う音の後にシャンパンの甘みと炭酸が口の中に拡がる。「やっと、お礼が出来る。。」一口飲んだ後でそう言い、残りを水絵は一気に飲んだ。「え?」「ずっと。。私、正弘君に会いたかったんだから。。」水絵は綺麗な切れ長の瞳で正弘を悪戯っぽく見つめた。照明がやや落とされたイタリアンレストラン。正弘と同様に水絵もパンツ...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 37

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正弘は水絵が時々同僚と足を運ぶというバーに入った。落ち着いた雰囲気ではあるが時間と曜日もあり、混んでいる。螺旋階段で続く二階では時々ジャズライブもやるとたった今水絵から「今度、来てみる?」と言う言葉と共に聞いた。二人はカウンターの一番奥に座った。よくよく考えたらこの手の店に入ったことがなかったことに正弘は気が付いた。いつもは居酒屋か、良くてももう少しフランクな店だ。見るとメニューらしきものもない。...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 38

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正弘はカジュアルショップに配属された。ビジネスマンの休日服をコンセプトにしていてチノパンやポロシャツなどの綺麗めな定番服を中心に扱っている。制服はない。私服だ。細かいところまでは言われないが、基本、販売しているものを着用する。それがこの会社の通例なのかは分からないが正弘の知る限り、新入社員は自分が配置されたその店の店長に見立ててもらって上から下まで全てを買いそろえた。社割は利くが、高くない給料。い...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 39

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夏のセールで会計待ちの長蛇の列を目の当たりにしたり、駆り出されたファミリーセールの手伝いで見たくない女の戦いを知ったりと日々学ぶことがある中、気が付くと12月になっていた。(特に、メンズ、レディース、子供合同のファミリーセールでは女の服装は褒めるだけの価値があることを学んだ。)「お先に失礼します。」正弘は店に向かって深く頭を下げてから社員通用口に向かって歩き出した。―ああ。。疲れた。。あまいもん食いて...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 40

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―おっ、結構デカい店だな。―正弘はドーナツ屋の自動ドアを跨いだ。ショーケースを見た後で2人の客を待つ間にざっと店内を見渡した。仕事帰り風のOL、サラリーマン、学生と席は半数近く埋まっている。―カウンター席が8つ、テーブル席は。。かなりあるな。。ふ~ん。良かった、混んでる。混んでる。当分は潰れないな。―そう安堵した途端、見渡す為に大きく動いていた視線が1つのテーブル席でいきなり止まった。嬉しさと驚きで目は...

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秘かな愛が零れる時(夫・正弘) 41

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「ありがとう。。正弘君。。」水絵は玄関に置かれた傘立てを満足気に眺めた。ポルトガル製の陶器の傘立てだ。白地に上品なピンク色のバラが描かれている。正弘の店でこれから扱おうと思っている商品を水絵が欲しがり、正弘自身が搬入のあった今日、持ってきた。水絵と隆弘は結婚をしてから輸入雑貨を扱う小さな会社を立ち上げた。隆弘がインターネットを使って始めたのがきっかけだ。初めは色鮮やかだがリーズナブルなエコバックや...

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