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category: 灼熱のとばり  1/1

灼熱のとばり  唐桃イツキ 1

*「食虫花」電子書籍の一部です。官能小説をネットで描いている主婦と男子高校生のお話なのですが、その主婦がネットに描いた小説です。こちらではFC2の規約により、一部伏字です。2015年の作品。キンドルで発売中。食虫花灼熱のとばり   「ほら、好きでしょ? 奥」 彼は、散々吸い付いていた左胸を揉みながら、そろりそろりと進めた熱根で子宮口をゆっくりと押し上げる。力強くて、その先の内臓までが押し上げられている錯...

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灼熱のとばり  唐桃イツキ 2

 そのまま終わると思っていた。すっかり失っていたオンナを一時得られた。それだけでいい。それまでのなんの変化もない日常に溶け込み始めた頃。 私はまた彼を見つけてしまった。 眉間に皺を寄せてしまうほどの暑さにも拘らずに彼が涼しげに見えたのは、彼が冷房の効いた店内にいたからではなく、きっと彼ぐらいの年頃の男の子が当たり前に持っているエネルギーの方が太陽よりも強いから。 もしこの時、彼が何も言わずに、私を...

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灼熱のとばり  唐桃イツキ 3

 浅黒く日に焼けた彼が来てくれた時は、嬉しかった。手にはスイカを持っている。誰も知らないはずの好物をお土産にされて、運命なんて乙女な言葉が脳裏に浮かんだの。 けれども、ここで浮かれたら若い娘と同じ。 甘いだけの雰囲気を払拭するように、お尻の開発の提案をした。「バイブを使ってみたいの」 なんでもないことのように出されたアナルバイブを見て、彼は唖然とした。されたことが無いらしい。私もないよ。そんな通販...

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灼熱のとばり  唐桃イツキ 終

 主人の休みが終わって、娘も夏期講習のために家を出て行った。一時間ほどしてインターフォンが鳴った。 私は弾む気持ちで玄関を開けた。ビニール袋を下げた彼が立っている。「いらっしゃい」「これ、好きって言ったから」「ありがとう」 私は渡されたスイカの入ったビニール袋を冷蔵庫に入れようと台所に入った。 いつもはソファーに腰を下ろすはずの彼が後をついてくる。「なーに? 喉、乾いてる? 待っててね、麦茶」 冷...

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